寝るときの息苦しさ、起きるときの息苦しさなど、せっかく休めると言うときに苦しい思いをすることは避けたいものです。
苦しさがあると寝るのが怖くなってしまいます。
どうしてこのような苦しさが起こるのでしょうか。
息苦しさの要因
一般的には夜になってから布団に入ることでいらない力が抜けるものです。
しかし、動悸や息苦しさを感じてしまうと、反対に目が覚めてしまうものです。
本来はリラックスするはずなのに動悸が起こる、息苦しさを感じるといった場合には休むべきタイミングで神経が上手に休めていないということを身体が訴えかけているということなのです。
しかし、どうしてそのようなサインが起こるのかについて考えてみましょう。
知らず知らずのストレス
こういう場合、潜在的にストレスが溜まっていると考えられます。
知らない間にたまってしまっているストレスを感じることはよくある話です。
それに頑張りが必要な場面があればあるほど人間はストレスを貯めてしまうことになります。
布団の中に入ってみると、色々と頭に考えがよぎるくらいに精神的な余裕が生まれてきます。
その時にあれこれ考えすぎてしまうと、動悸や息苦しさが出てしまうことがあります。
内容はどうあれ、解決していないことに対して考えてしまうとこうした症状がでる場合がありますから、できる限り不要なことは考えないようにする、あるいは寝る体制に入る前にそれらのことを整理しておくことが大切です。
できる限り気持ちを落ち着かせてあげるのです。
ホルモンバランス
ホルモンの過不足を整えることも大切です。
栄養バランスはもちろん、年齢から動悸や息切れが起こる可能性もあります。
女性の場合は特に年齢や栄養不足でホルモンバランスが崩れてしまうものです。
更年期の時期に特にこうした症状が出やすいとされているのですが、これはやはりホルモンバランスが原因によるものです。
こうなるとホルモンバランスを整える治療を受ける必要があります。
リラックスするときを作ろう
また、心身の負担を軽くすることも大切です。
何かしら負担がかかると人間の身体は苦しくなるものです。
ずっと頑張って何かをやっている人ほどその傾向が高くなるわけですが、たまにはそのスイッチを切ることも大切なのです。
また、楽しいとか幸せとかをちょっと感じるだけでも精神的な負担が取れて気持ちが楽になります。
そうなるだけでも自律神経のバランスが整えられるのです。
身体のバランスが整えば、動悸や息切れも収まっていくのです。