現在、スマートフォンでは様々なアプリが配信されているのですが、その中には不眠症や睡眠障害の人たちの睡眠改善を目的としたアプリがリリースされています。
その中でもデジタル睡眠促進プログラムの「Sleepio」というものがあります。
早く眠りに落ちやすくなる
このアプリは、無作為臨床実験において、長時間の睡眠障害を患う患者に対して認知行動療法と同じような効果が出たという結果を得られているのです。
統計的に見たときに、このアプリを作成したチームは睡眠障害の管理においてとても有効であるという結論を出しているのです。
このアプリを利用したユーザーは、使用していない人と比べても5割以上早く眠りにつくことができるようになっており、日常の活力、集中力も同じく5割以上アップしているという結果が出ているというのです。
この時には薬剤は一切使用されていません。
眠りやすい思考へシフトさせる
このアプリのプログラムを作成した人物は、薬剤は睡眠障害を訴える患者に対し用いられる一番主要な方法とされるものであるが、本に書かれていた方法を用いたことによって不眠症が改善されたことをきっかけとして、このアプリを作ることを思いついたと言います。
Sleepioについては、パターン化された思考、そして認知行動療法のテクニックを活用することで、睡眠の妨げになる思考から睡眠へ誘うような思考へのシフトを目指しているのです。
このアプリを使うことにより、どのような環境での睡眠が行われているかを判断し、個人に向けたアドバイスの提供をしてくれるのです。