交感神経が興奮してしまうことによって、睡眠の質が低下します。
つまり、交感神経の興奮を抑えることにより睡眠改善が実現できると言うわけです。
では、交感神経の興奮を抑えるための方法について考えてみましょう。
神経の興奮を抑えるには
朝アラーム音で起きると言う人は多いと思いますが、音にびっくりして目が覚めるということは、ドキドキしてしまって落ち着かないこともあるでしょう。
音で起きたときには、危険を察知するホルモンが刺激されて起きることになるのですが、これはストレスを感じて起きることになってしまいます。
ノルアドレナリンは交感神経を優位にしてくれるのですが、朝起きた瞬間からこれが分泌されることは身体にとっても心にとってもいいことはありません。
同じ起きるのならば、光を利用して起きることを考えましょう。
カーテンを開けっぱなしにして太陽の光で起きることができるのならば、副交感神経から交感神経にゆっくりとシフトしていきますから、ストレスなく起きることができるのです。
カフェインは15時までに
それから15時を過ぎたらカフェインを摂らないことが大切です。
カフェインの効果は人によって異なりますが、場合によっては8時間以上効果があるとも言われています。
ですから、ちょうど寝る時間にまで効果が続いていると考えてもいいでしょう。
睡眠改善をするためにコーヒーをやめてみるのも一つの手と言えます。
スマホや運動も寝る前にはしない
そして、寝る前にはパソコンやスマホゲーム、そして激しい運動はしないことが大切です。
パソコンやスマホから出る光はブルーライトと呼ばれるもので、交感神経を優位にしてくれます。
せっかくリラックスモードに入っているのに、これらの刺激があると目が覚めてしまうことになります。
夜にランニングをする人もいますが、交感神経を刺激してしまいますから良くはありません。
激しい運動はできる限り19時以降は行わないことを意識しましょう。
自律神経を整える
交感神経でなく、副交感神経を優位にするためにはポイントがあります。
帰宅後18時以降は間接照明を使う、就寝時刻の2時間から3時間前には夕食にお風呂を済ませておくこと、爪揉みマッサージで自律神経を整えるといったことが有効とされています。